あまりお勧めしませんが、浮気の証拠がない場合でも慰謝料請求が不可能であるということはありません。
夫・妻が浮気の事実を認め、LINEのやり取りやICレコーダーの会話記録等の間接的な証拠によって慰謝料請求を起こすこともできます。
浮気相手に浮気の事実を問いただして、事実を認めた後に慰謝料請求をする方もいらっしゃいました。
これらは浮気の証拠が揃っていない間に慰謝料請求を行うという、リスクのある行動ではありますが、こうした行動で慰謝料の支払いをさせ、浮気問題を解決しているケースも多数あります。
浮気相手の性格や経済力に頼ることになるため、推奨される行動ではありませんが、浮気の証拠がそろっていても、相手方に慰謝料を支払う経済的能力がないために慰謝料を受け取ることができないこともあれば、十分な証拠がないにもかかわらず、相手が浮気の事実を認め、慰謝料が滞りなく支払われることもあります。
探偵社に浮気調査を依頼し、調査費用がかかったにも関わらず、慰謝料を受け取ることができなかったケースも存在します。
証拠が不十分な場合もそうですが、相手に慰謝料を支払う能力がない場合、慰謝料請求を拒否し、給料の差し押さえをしようとするとすぐに転職し、逃げてしまう場合など、相手に慰謝料を支払う意思がない場合にもそういった残念な結果に終わることもあります。
証拠が不十分な場合もそうですが、相手に慰謝料を支払う能力がない場合、慰謝料請求を拒否し、給料の差し押さえをしようとするとすぐに転職し、逃げてしまう場合など、相手に慰謝料を支払う意思がない場合にもそういった残念な結果に終わることもあります。
浮気調査を行う前に相手がどのような人物か調べてから、慰謝料を支払う能力があるのか、人柄を見て真面目そうな人物か、乱雑そうな性格かを推測してから調査にとりかかることも考慮すると良いかもしれません。
また、浮気相手に直接会って話すことができた場合も、素直に慰謝料を支払ってくれそうか、相手が大手の企業に所属しており、簡単に転職できない状況にあるか、家庭を持っており、住居を簡単に変えることができない状況にあるかなど、浮気相手を取り巻く環境を聞き出しておくと、安心できるかもしれません。
いずれにせよ、証拠不十分な状態で慰謝料請求を行うことはリスクが高いため、弁護士等に十分相談したうえで行動に移すことを推奨します。